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怪笑小説

怪笑小説
東野 圭吾
怪笑小説
定価: ¥ 520
販売価格: ¥ 520
人気ランキング: 49127位
おすすめ度:
発売日: 1998-08
発売元: 集英社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

おもしろいです
 東野圭吾はミステリー作家です。でも、こんなユーモア短編集を書いても秀逸なんですね。以前に『あの頃僕らはアホでした』を読んだことがあったので、 ユーモアのセンスがあることは知ってたのですが、長編ミステリー作品が多い東野さんですので、この作品はちょっと意外に感じました。 

 短編なので、軽く読めてなおかつ内容も面白いのでお勧めです。

「鬱積電車」「超たぬき理論」が私のお気に入りです。

宝箱
筆者によるあとがきもついていて、とてもお買い得です。次々と、おもしろくてちょっと変わった話が出てきて、東野先生の宝箱のような頭はどうなっているんでしょう。特に好きなのは、鬱積電車、おっかけバアさん、一徹おやじ、動物家族です。解説は真保裕一先生です。

底なしのブラック...
 「ブラックユーモア」と言う言葉があるが果たしてこの短編集に当てはまるのだろうか。当てはまるものもあるだろう。「鬱積電車」、「しかばね台分譲住宅」なんかはそうだろう。が、最後の「動物家族」に代表されるような「ブラック」はどうか。「ユーモア」と言えるのだろうか。くさしているのでなく、何か本当に底なしの悪意、呪い、憎悪のようなモノを感じるのである。こういう「ブラック」は、「動物家族」だけでなく、この短編集の小説全ての根底にある。救いがないのだ。小説として出来が悪いとかお笑いじゃないと言っているのでなく、ここまで深い人間心理を書ききることが出来るとは、本当に凄い作家だと思うし、とんでもない小説集だと思うのだ。
 半端なミステリーより凄いものがある。

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